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エジプトの民主化、経済発展を支援 ２０１５年１月１７日、エジプトを訪問中の安倍総理が、同地でアブドル・ファッターハ・エルシーシ・エジプト・アラブ共和国大統領と首脳会談を行なった。 外務省によると、首脳会談ではエジプトの民主化、経済、地域情勢について話し合い、諸問題解決のため、協力していくことを確認した。 【日本・エジプト首脳会談（概要）】 （外務省発表をまとめたものです） ＜エジプト情勢について＞ ・エルシーシ大統領が、民主化移行のため、ロードマップを確実に進めていることを説明。 ・エルシーシ大統領が、３月に行われるエジプト経済開発会議への日本からの参加を要請。また、同会議に向け、経済改革や投資環境の整備を行っていることも説明。 ＜二国間関係について＞ ・安倍総理が、戦略対話の強化、防衛当局間の交流、外務・防衛当局間の定期協議開始を提案。 ・ボルグ・エル・アラブ国際空港拡張計画などに、総額約４３０億円の新規円借款供与方針を伝達。 ・スエズ運河地域開発計画等の国家的プロジェクトに、日本企業が参画することへの期待を表明。 ・エルシーシ大統領が、スエズ運河開発計画における日本企業の参加に期待を表明。また、これまでの日本の協力に対し、感謝の意を表明。 ＜地域情勢について＞ ・安倍総理が、ＩＳＩＬ問題に対しては各国の連携が不可欠とし、エジプトに総額２億ドル規模の新規支援を伝達。 ・エルシーシ大統領が、ＩＳＩＬはエジプトの治安・安全保障にもかかわる問題であり、きちんと対応していきたいと発言。 ・両首脳は、イスラエル・パレスチナ問題解決のため、協力していくことを確認。 |
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