くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
鞍馬の火祭、行われる

2015年10月23日未明、前日から行われていた「鞍馬の火祭」が終了した。

鞍馬の火祭は、京都市左京区鞍馬で行われる、由岐神社(鞍馬寺の鎮守社)の例祭。
2015年は天候にも恵まれ、多数の観光客で例年以上の賑わいとなった。

【鞍馬の火祭】
毎年10月22日、23日、京都市左京区鞍馬で行われる、由岐神社(鞍馬寺の鎮守社)の例祭。
京都三大奇祭の一つ。

祭自体は、22日の朝9時から23日2時頃まで行われますが、メインとなる行事は22日の18時から24時頃まで。
鞍馬寺とその参道、鞍馬街道の沿道で行われます。

18時、「神事にまいらっしゃれ」の合図で、沿道の松明に火が点火され、少年たちが小さな松明を担いで町を練り歩きます。
19時半頃から、これに大松明を担いだ大人たちも加わります。

20時頃から大松明が鞍馬寺の山門前に集まり始め、集まると「サイレヤー、サイリョウ」という掛け声の大合唱となり、祭りはクライマックスを迎えます。

21時過ぎ、2基の神輿(八所大明神、由岐大明神)が由岐神社を出発し、急な参道の石段を下り、鞍馬の町に。
神輿は町内を練り歩き、御旅所に安置されます。
その後、神楽の奉納が行われ、神楽松明が境内をまわります。

翌23日の2時頃、神輿が御旅所から本殿へ御帰りになる還幸祭が行われ、鞍馬の火祭は終了となります。

*参考…由岐神社「鞍馬の火祭」

ニュースINDEX.2015年10月⑤
★観光・国内
『京都』

Qnewニュース