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日本郵政、1株1400円

2015年10月26日、財務省が、日本郵政の株式売出価格を公表した。
     
政府が保有する日本郵政の株式については、10月8日以降、ブックビルディングを行ってきた。
23日までの需要の積み上がりの状況を勘案し、売出価格は1株1400円に決定した。
これにより、政府の売却手取金は約6808億円となる見込み。
(4億9500万株×1株1400円ー引受手数料等)
         
なお、郵政3社の上場は11月4日で、日本郵政は4億9500万株(発行済株式総数の11%)、ゆうちょ銀行が4億1244万2300株、かんぽ生命が6600万株が売り出される。
      
*ブックビルディング…1株あたりの新株発行価格を決める方法のひとつ。仮条件を投資家に提示して、ニーズを調査し、実際に売り出す価格を決定する方式。「需要積み上げ方式」とも呼ばれる。
     
<上場までの予定(日本郵政の場合)>
・10月7日…仮条件価格の決定
・10月8日~23日…ブックビルディング(需要積上げ)
・10月26日…売出価格の決定
(1株1400円に決定)
・10月27日~30日…申込期間
・11月4日…受渡期日(東京証券取引所に上場)
     
<上場までの予定(ゆうちょ銀行、かんぽ生命の場合)>
・10月7日…仮条件価格の決定
・10月8日~16日…ブックビルディング(需要積上げ)
・10月19日…売出価格の決定
(ゆうちょ銀行が1株1450円、かんぽ生命保険が1株2200円に決定)
・10月20日~23日…申込期間
・11月4日…受渡期日(東京証券取引所に上場)
      
*売出し株数、上場までのスケジュールは、日本郵政発表。

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