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トルコの難民300万人超、支援を期待

2015年11月13日(日本時間14日)、イスタンブールを訪問中の安倍総理が、大統領府(ユルドゥズ宮殿)において、レジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ大統領と首脳会談を行なった。
      
外務省によると、会談は経済(EPAを含む)、日本の積極的平和主義、G20、難民問題などについて話し合った。
      
【日本・トルコ首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
<安全保障>
・安倍総理が、日本の「積極的平和主義」を説明。
     
<経済>
・エルドアン大統領が、二国間の貿易額はまだ35億ドルにとどまっており、貿易の拡大を希望したいと発言。
・安倍総理が、貿易・投資の強化についてしっかりと進めていきたい。日本・トルコ経済連携協定(EPA)交渉についても、引き続き議論を進めていきたいと応じた。
    
<G20>
・安倍総理が、G20サミットの成功に向けて、日本として最大限協力をすると発言。
・エルドアン大統領が、アンカラで発生したテロに対しての、日本からのお見舞いに感謝を表明するとともに、G20でテロ問題についても議題したいと発言。
       
<難民問題>
・エルドアン大統領が、トルコの難民問題について説明。トルコが受け入れている難民は300万人を超えており、難民対策に85億ドルを負担している。一方、国際社会からの支援は4億2千万ドルにとどまっており、世界からの支援に期待したいと発言。
・これに対し、安倍総理が難民問題について、トルコと連携していきたいと応じた。

ニュースINDEX.2015年11月③
★政治・国際
『トルコ』
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