くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
ECB、金融緩和を半年延長

2015年12月3日、ドイツ・フランクフルトで欧州中央銀行(ECB)理事会が開催され、追加の金融緩和を決定した。
     
今年3月から行われている月600億ユーロの金融緩和(国債等の買い入れ)を、6ヵ月間延長し、少なくとも2017年3月まで続けることになった。
また、政策金利0.05%の維持を決めるとともに、中銀預金金利をマイナス0.2%からマイナス0.3%に引き下げた。
       
<欧州中央銀行の量的緩和政策>
量的緩和政策は、中央銀行が市場の国債や債券を購入することで、通貨量を増加させ、景気の回復をはかる政策。
   
2015年1月22日、欧州中央銀行・理事会で、長期にわたる低インフレに対処するため(インフレ率の目標は2%)、金融緩和(国債等の買い入れ)を決定。
国債等の買い入れ金額は、月600億ユーロ(日本円で8兆円強)で、2015年3月からスタートし、少なくとも2016年9月まで行われることになった。
また、政策金利0.05%の維持が決まった。
      
2015年12月3日、欧州中央銀行・理事会で、追加の金融緩和が決まり、現在の国債等の買い入れを6ヵ月間延長することになった(少なくとも2017年3月まで続けられることに)。
また、政策金利0.05%の維持を決めるとともに、中銀預金金利をマイナス0.2%からマイナス0.3%に引き下げた。
       
*中銀預金金利…中央銀行(ECB)が金融機関から預かる際の金利。日本の場合は日銀当座預金金利にあたる。

ニュースINDEX.2015年12月①
★政治・国際
『EU・金融政策』

Qnewニュース