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シリア邦人拘束事件について総理声明

2015年2月1日、安倍総理が、シリア邦人拘束事件について、内閣総理大臣声明を発表。

イスラム過激派組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)に拘束されていた日本人が、殺害されたと見られることについての声明。

【内閣総理大臣声明】
1、湯川遥菜さんに続いて、後藤健二さんが殺害されたと見られる動画が公開されました。
御親族の御心痛を思えば、言葉もありません。
政府として、全力を挙げて対応してまいりました。
誠に無念、痛恨の極みであります。

2、非道、卑劣極まりないテロ行為に、強い怒りを覚えます。
許しがたい暴挙を、断固、非難します。
テロリストたちを絶対に許さない。
その罪を償わせるために、国際社会と連携してまいります。

3、日本が、テロに屈することは、決してありません。
中東への食糧、医療などの人道支援を、更に拡充してまいります。
テロと闘う国際社会において、日本としての責任を、毅然として、果たしてまいります。

4、このテロ行為に対して、強い連帯を示し、解放に向けて協力してくれた、世界の指導者、日本の友人たちに、心から感謝の意を表します。

5、今後とも、国内外における国民の安全に万全を期してまいります。

【シリア邦人拘束事件】
2015年1月20日、イスラム過激派組織のISIL(イラク・レバントのイスラム国)を名乗る人物が、インターネット上において、シリアで行方不明となっていた日本人と見られる人物2名の殺害を予告する等の映像をアップした。

同日、安倍総理は中山外務副大臣を、現地対策本部の責任者としてヨルダンに派遣。ヨルダン政府との連携・情報収集に当たらせた。

2015年1月25日、拘束されている一人が殺害されたと見られる写真が、インターネット上に配信。
2015年2月1日、拘束されているもう一人が殺害されたと見られる動画が、インターネット上に公開された。
太閤街道
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