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中国の鳥インフル、ヒトへの感染増加

2015年2月18日、外務省が、渡航情報・スポット情報「中国・鳥インフルエンザのヒトへの感染」を発表。

中国において、鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例が、昨年11月以降、増加。
これを受けての渡航情報(スポット情報)。
中国への渡航・滞在を予定されている方、既に滞在中の方は注意を。

【スポット情報・中国・鳥インフルエンザのヒトへの感染】
(外務省発表をまとめたものです)

中国において、鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染例が、昨年11月以降、多数報告されています。
中国の国家衛生・計画生育委員会によると、
・2014年11月期…感染者報告数9人(うち死亡4人)
・2014年12月期…感染者報告数19人(うち死亡4人)
・2015年1月期…感染者報告数83人(うち死亡28人)
となっており、特に1月に入ってから急激に増加しています。

中国への渡航・滞在を予定されている方及び現地に在住の方は、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
・生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
・死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
・鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
・手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
・外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
・呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

<鳥インフルエンザ>
鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす「鳥の病気」。

家畜伝染病予防法でウイルスの型によって、高病原性鳥インフルエンザ、低病原性鳥インフルエンザ等に区別。
高病原性鳥インフルエンザに感染すると、多くの家きん(鶏)が死亡します。
一方、家きんが低病原性鳥インフルエンザに感染すると、症状が出ない場合もあれば、軽い呼吸器症状が出たり、産卵率が下がったりする場合も。

鳥インフルエンザウイルスは加熱すれば感染性がなくなるため、食品中にウイルスがあっても、十分に加熱して食べれば感染の心配はない。

なお、海外において感染した鳥に「濃厚に接触」したことにより、人が感染した事例が確認されている。
衰弱、死亡した野鳥やその糞便に直接触らない、もし触った場合は速やかに手洗いをすることが必要。
*参考…農林水産省発表「鳥インフルエンザとは」
太閤街道
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