くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
サンパウロ州でデング熱が大流行、注意を

2015年2月20日、外務省が、ブラジル・サンパウロ州におけるデング熱の流行について、渡航情報(スポット情報)を発表。

ブラジル・サンパウロ州において、デング熱が大流行しています。
同地に渡航・滞在を予定している方、現地に在住している方は、デング熱に注意を。

【渡航情報(スポット情報)・ブラジルのデング熱】
1、ブラジル・サンパウロ州におけるデング熱の本年1月の感染報告数は17612件。
昨年同月比で約8倍以上に大幅増加しています。
このため、サンパウロ州の衛生当局は、デング熱流行について警報を発表しています。

2、ブラジル・サンパウロ州に渡航・滞在を予定している方、現地に在住している方は、デング熱の予防に努めてください。
        
<デング熱>
蚊が媒介するウイルス性の熱性疾患。
アジア、中南米、アフリカ等、世界の広範な地域で流行している。
日本では、海外の流行地で感染し、帰国後に発症する例(輸入症例)が毎年200例前後。
国内感染は、この輸入症例の患者から、蚊を介して感染した可能性が高い。
感染すると、蚊に刺されてから3~7日程度で高熱のほか、頭痛、目の痛み、関節痛等の症状が見られる。
(感染しても症状がでない場合もある)

予防は、蚊に刺されないようにすることが唯一の方法。
・外出する際は長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくする。肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。
・室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳などを使用する。
・規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。
・突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デング熱を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。
・蚊の繁殖を防ぐために、タイヤ、バケツ、おもちゃ、ペットの餌皿等を屋外放置しない、植木の水受け等には砂を入れるなどの対策をとる。
太閤街道
ニュースINDEX.2015年2月⑤
★社会・国際
『ブラジル』
Qnewニュース