大宰府天満宮「曲水の宴」行われる
2014年3月1日、大宰府天満宮(福岡県太宰府市)で、「曲水の宴」が開催された。
午前中は雨模様の天気となったが、午後からは雨も上がり、早咲きの梅が見頃を迎えている「曲水の庭」で神事が行われた。
【曲水の宴(大宰府天満宮)】
毎年3月第1日曜日に、大宰府天満宮(福岡県太宰府市)の「曲水の庭」で行われる禊祓(みそぎはらえ)の神事。
水の流れのある庭園(曲水の庭)で、参宴者は上流より流れてくる酒盃が、ご自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただく。
古代からの宮中行事で、奈良時代には盛んに行なわれ、平安時代に入ると貴族の邸宅などでも行われるようになった。
現在でも、京都(上賀茂神社、城南宮)や大宰府天満宮などで、参宴者が十二単(じゅうにひとえ)などの平安装束をまとい、行われている。
なお、大宰府天満宮の「曲水の宴」は、958年、大宰大弐の小野好古が始めたとされる。
一時、途絶えたが、1962年に再興された。
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