フン・セン首相、積極的平和主義を支持
2015年3月15日、安倍総理が、第3回・国連防災世界会議出席のため、仙台に滞在中のフン・セン・カンボジア王国首相と会談を行なった。
会談は、日本の積極的平和主義、カンボジアの選挙改革、経済協力、両国の交流や国際会議での協力などについて話し合った。
【日本・カンボジア首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
・安倍総理が、日本の国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の立場を説明。これに対し、フン・セン首相が、日本は世界の平和と安定にため、重要な役割を果たしていると発言。
・フン・セン首相が、日本の選挙改革支援に感謝を表明。
・両首脳は、4月に「つばさ橋」(ネアックルン橋・日本が無償資金協力約120億円を供与)が完成することを歓迎。
・安倍総理が、カンボジアの国道5号線改修のため、円借款192億円の供与が決定したことを伝えた。これに対し、フン・セン首相が、国道1号線に加え、国道5号線に対する日本の支援に感謝を表明。
・高効率石炭火力発電の重要性の世界的共有に向け、協力することで一致。
・7月に東京で行われる日本・メコン首脳会議でも協力していくことを確認した。
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