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FOMC、ゼロ金利政策維持

2015年3月18日(現地時間)、FRB・連邦公開市場委員会(FOMC)で、ゼロ金利政策の維持が決まった。

委員会終了後、発表された声明によれば、アメリカの経済活動は「幾分和らいできている」とした。
(前回の「経済活動は安定したペースで拡大している」から少し後退した形)

なお、昨年10月のQE3(アメリカの量的緩和政策)終了後、焦点は「政策金利の引き上げ」がいつ行われるかに移っている。

【FOMC声明・概要(2015年3月18日)】
<現状について>
・経済成長は、幾分和らいできているが、失業率等は改善している。
・エネルギー価格の下落は、家計の購買力を増加させている。
・輸出は伸び悩み、住宅部門の回復は弱くなってきている。
・エネルギー価格の下落によりインフレ率は下がっているが、長期的なインフレ期待は安定している。

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、2%のインフレ目標に近づけていく。
・雇用最大化と物価の安定に向けた歩みをサポートするため、現在のゼロ金利政策の維持を決めた。
・金利引き上げは、労働市場の状況、インフレ、インフレ期待と国際金融情勢などを考慮し決める。

ニュースINDEX.2015年3月④
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