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弘前さくらまつり、事実上始まる

2015年4月18日、弘前公園(青森県弘前市)で、弘前さくらまつり「準まつり体制」が始まった。

弘前さくらまつりは、例年、弘前公園の桜が見頃を迎える、4月23日から5月5日あるいは6日まで開催されている。
しかし、2015年は例年より早い開花となったため、4月18日から22日までを「準まつり体制」期間に設定。
事実上、18日に「弘前さくらまつり」がスタートした。

準まつり体制の期間も、さくらまつりの期間と同様、夜間のライトアップ(日没から22時まで)や露店の営業、市役所の屋上開放などが行われる。

なお、弘前公園の桜は18日現在、1分咲き。
弘前市によると、満開は4月22日の見込み。
例年、満開は3日間続き、その後3日間は花吹雪と花筏が楽しめます。
  
*市役所の屋上開放…弘前市役所は弘前公園に隣接する場所に建っており、屋上から弘前公園の桜を眺めることができる。さくらまつりの期間の9時~17時、無料で開放される。

【弘前公園(桜の名所)】
青森県弘前市の中心部(下白銀町)に位置する市の公園。
正式名称は「鷹揚園(おうようえん)」であるが、一般的には「弘前公園」と呼ばれている。
敷地面積は約50ha。
津軽家の居城であった「弘前城」が、明治時代に「弘前公園」として一般開放されたもの。
そのため、公園内には天守、櫓3棟、城門5棟(いずれも国の重要文化財)や濠などが残る史跡。

また、日本を代表する桜の名所。
桜は、江戸時代、弘前藩士が京都から苗木を取り寄せ、植えたのが始まり。
明治以後、市民が続々とソメイヨシノを植栽。
大正に入ると、日本有数の桜の名所となった。

現在では、公園内の桜は約2600本。
その中には、樹齢130年を超える日本最古のソメイヨシノを始め、樹齢100年を超えるソメイヨシノが300本以上も。
例年、桜が開花する4月23日から5月初めにかけて「弘前さくらまつり」が開催され、250万人前後が訪れる。

なお、公園内の「本丸・北の郭」と「弘前城植物園」は有料。
(本丸・北の郭の入園料、大人310円など)

<場所・アクセス>
青森県弘前市下白銀町。
・JR弘前駅より徒歩約25分。
・JR弘前駅前から100円循環バスに乗車、市役所前下車。

*参考…弘前市「弘前公園」

ニュースINDEX.2015年4月④
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