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チリ・カルブコ火山が噴火、注意を

2015年4月24日、外務省が、チリ・カルブコ火山の噴火に伴う渡航情報(スポット情報)を発表。

4月22日午後6時頃と翌23日午前1時(現地時間)、チリ南部ロス・ラゴス州にあるカルブコ火山が噴火し、噴煙が上空およそ15kmにまで達しました。

チリ政府は、警戒レベルを最高度に引き上げ、噴火口から半径20キロが立ち入り禁止区域となっています。
また、ロス・ラゴス州全域に警戒警報が発出されています。

23日午後7時時点(現地時間)で、チリ当局から人的被害等は報告されておりませんが、今後、火山灰による河川の氾濫、水道の汚濁や灰を吸い込むことによる健康被害等が懸念されています。
また現在、航空便の運航見合わせや、一部道路の閉鎖など交通に影響が出ています。
同地域へ渡航を予定されている方、既に滞在中の方は、関連する最新情報の入手に努めてください。

*ロス・ラゴス州には、近年、観光客が増加しているチロエ島が属しています。
チロエ島には17世紀、イエズス会により建設された木造の教会が多数、現存しており、このうち16の教会が、「チロエの教会群」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
チロエの教会群は、ヨーロッパの様式と地元の様式が融合した独特の様式(チロエ様式)が特色となっています。

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