くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
オバマ大統領とワシントンで首脳会談

2015年4月28日、アメリカを訪問中の安倍総理が、ワシントンでオバマ・アメリカ大統領と首脳会談を行なった。

会談は、安全保障、TPP、地域情勢を中心に話しあった。
この中で安倍総理は、普天間飛行場の辺野古移設問題について、移設の立場は変わらないとしたうえで、沖縄負担軽減に協力を要請した。

【日本・アメリカ首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
<安全保障について>
・4月27日に発表された新ガイドラインの下、同盟の抑止力・対処力が一層強化されることを確認。
・安倍総理が日本の安保法制整備を説明。これに対し、オバマ大統領が日本の取組を支持すると発言。
・安倍総理が、普天間飛行場の辺野古移設の立場は揺るぎない、沖縄の理解を得るべく対話を継続していく、在沖縄海兵隊のグアム移転は連帯して着実に進めたいと発言し、県外のオスプレイ訓練増加、嘉手納以南の土地返還など、沖縄の負担軽減に協力を要請。
・オバマ大統領が、沖縄の負担軽減に引き続き協力していくと発言。

<TPPについて>
・両首脳は、TPPが地域の経済的繁栄のみならず、安全保障にも資するなど、戦略的意義を持つことを改めて確認。
・日米が交渉をリードし、早期妥結に導いていくことで一致した。

<地域情勢について>
・日米が中核となり、法の支配に基づく自由で開かれたアジア太平洋地域を維持・発展させることで一致。
・中国のいかなる一方的な現状変更の試みにも反対することを確認。
・オバマ大統領が、日米安保条約第5条は尖閣諸島を含む日本の施政下にある全ての領域に適用されると改めて発言。
・両首脳は、南シナ海の問題に関し、ASEANの一体的対応の支持など、日米で様々な取組を推進していくことを確認。
・両首脳は、AIIBに関して、日米両国の基本的な立場を確認。
・両首脳は、北朝鮮の核・ミサイル問題への対応で、日米韓の連携を改めて確認。
・安倍総理が、拉致問題の早期解決に向けた決意を述べ、これに対し、オバマ大統領は改めて理解と支持を表明した。
・両首脳は、引き続きウクライナの改革努力を支援していくことで一致。

ニュースINDEX.2015年4月⑥
★政治・国際
『アメリカ』

Qnewニュース