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アメリカ4月の失業率、5.4%

2015年5月8日、アメリカ・労働省が2015年4月の失業率(雇用統計)を発表。

4月の失業率は5.4%で、前月より0.1%低下した。
雇用者数(非農業部門)は、前月より22万3千人増加した。
(失業率5.4%は2008年5月以来の低い数値)

なお、アメリカの雇用統計が注目されているのは、「失業率」を金融政策(ゼロ金利政策)の指標としているため。

*失業率は「インフレ見通し」とともに、アメリカ金融政策のもっとも重要な指標。
2012年12月のFOMCで、「失業率が6.5%以下」になったり、「インフレ見通しが2.5%を超えた」場合、ゼロ金利政策は停止するとした。
2014年3月のFOMCで、金利政策の目安数値「失業率6.5%以下」は撤廃されたものの、引き続き「失業率」は重要な指標となっている。

【2015年アメリカ失業率(月別)】
・1月…5.7%(+25万7千人)
・2月…5.5%(+29万5千人)
・3月…5.5%(+12万6千人)
・4月…5.4%(+22万3千人)
*アメリカ労働省発表。
*カッコ内は雇用者数(非農業部門)の前月との比較。
*翌月の第1週に発表されたもの。

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