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真夏日の京都で「葵祭」行われる

2015年5月15日、京都市で、京都三大祭りのひとつ「葵祭」が行われた。

この日の京都は、真夏日(最高気温が30.5℃を記録する暑い1日)となったが、都大路には多数の市民や観光客が詰め掛け、伝統の祭りを楽しんだ。

【葵祭】
毎年5月15日に行われる、下鴨神社と上賀茂神社の例祭。
祇園祭、時代祭とともに、京都三大祭のひとつ。

平安時代の装束となった人々が、京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社まで、約8kmの道のりを行列。
行列には、近衛使・検非違使と山城使、馬寮使、内蔵使による本列と、斎王代をはじめとする女人列がある。
(参加するものすべて、葵の葉を飾ったため、江戸時代から葵祭と)

<行列のコースと時間>
・京都御所(堺町御門)出発…午前10時30分。
・丸太町通→河原町通→下鴨神社到着(午前11時40分)
・下鴨神社で「社頭の義」を行う。

・下鴨神社出発…午後2時20分。
・下鴨本通→洛北高校前→北大路通→北大路橋→賀茂川堤→上賀茂神社到着(午後3時30分)

<起源>
567年に始まった祭り。
当時、日本国中が風水害に見舞われ、農作物が不作に。
そこで勅命により、卜部伊吉若日子(うらべのいきわかひこ)が占ったところ、賀茂大神の祟りであると。

これを静めるため、4月の吉日に祭りを。
(馬に鈴をかけ、駆け競べを行なった)
結果、風雨が収まり、豊作に。
(賀茂縁起に記されている賀茂祭の起こり。のち葵祭に)
以後、勅命により行われる国家的行事となった。
(石清水祭、春日祭と共に三勅祭の一つ)

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