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国宝4城から国宝5城へ

2015年5月15日、文化審議会が、松江城天守(島根県松江市)の国宝指定を文部科学大臣に答申した。

同日開催された文化審議会の文化財分科会で答申が決まり、この結果、近日中に行われる官報告示を経て、正式に松江城天守が国宝に指定される。

松江城天守は、12ある現存天守(江戸時代以前または江戸時代に建設され、現代まで保存されている天守)のひとつ。
なお、12の現存天守のうち松本城、犬山城、彦根城、姫路城の4城は国宝に指定されている。

*松江城が国宝に指定されると、国宝の天守は5城(国宝5城)となる。
*12の現存天守…弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城

<松江城>
島根県松江市の亀田山に築かれた平山城。
江戸時代初期、堀尾吉晴(戦国~江戸時代の武将)によって築城された城で、四重五階の天守は1611年に完成した。
別名「千鳥城」と呼ばれる。
近世城郭最盛期を代表する建築で、現存する12天守の一つ。
重要文化財であったが、2015年5月15日、文化審議会が国宝に指定することを答申した。
(正式に国宝となるのは、官報に告示されたとき)

ニュースINDEX.2015年5月④
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