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ウクライナを幅広い分野で支援 ２０１４年６月６日、ウクライナを公式賓客として訪問した安倍総理が、同地でポロシェンコ・ウクライナ大統領と首脳会談を行なった。 外務省によると、会談は現在のウクライナ情勢や、経済、両国の協力関係について話し合った。 【日本・ウクライナ首脳会談（概要）】 （外務省発表をまとめたものです） ＜ウクライナ情勢について＞ ・ポロシェンコ大統領が、現在のウクライナ情勢（ロシアとの状況、ミンスク合意の履行状況、国内改革）について、説明。 ・安倍総理かが、Ｇ７サミットでは、ウクライナ情勢について積極的に議論していきたい、また、次期議長国として、本問題の平和的・外交的解決に向けて一層積極的に関与してきたいと発言。 ・安倍総理が、ウクライナが改革の歩みを進める限り、日本は幅広い分野の支援を継続すると伝えた。これに対し、ポロシェンコ大統領が、日本の支援に改めて謝意を表明。 ＜ニ国間関係について＞ ・ポロシェンコ大統領が、日本からの財政支援が非常に重要、産業インフラ復興支援への日本の参加に期待を表明。 ・安倍総理が、日本は約１８.４億ドルの支援を表明しており、是非結果を出していただきたいと発言。さらに、ＯＳＣＥの特別監視団への日本からの要員派遣決定を伝達した。 ・ポロシェンコ大統領が、石炭火力発電の高効率のため、協力を要請。これに対し、安倍総理が協力していきたいと応えた。 ・ポロシェンコ大統領が、ウクライナのＡＳＥＭ加盟に対する支持を要請。これに対し、安倍総理が支援を表明。 ＊ＡＳＥＭ…アジア欧州会合。アジアと欧州の間での、経済、政治、文化などにおける対話と協力のための会合。２０１５年４月現在、アジア側２１ヵ国と１機関、欧州側が３０ヵ国と１機関が加盟している。 |
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