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住吉大社の御田植神事、行われる

2015年6月14日、住吉大社(大阪市住吉区)で、御田植神事が行われた。

御田植神事は全国各地で行なわれているが、古来からの儀式を厳格に伝承しているのは、ここ住吉大社だけ。
(重要無形民族文化財)
曇り空の下、日曜日ということもあり、御田の周りには例年以上の見学者が詰め掛けた。

【住吉大社の御田植神事】
御田植神事は、豊作を祈り、田んぼの神さまを祭る行事。
住吉大社では、まず、第一本宮で関係者がお祓いを受け、奉告祭が行われ、早苗の授受される(本殿祭)。

本殿祭の後、御神田(本殿の南側にある田んぼ)へ移動。
田を清めたあと、牛による「代掻き」が行われる。
(田植の前に、土塊を砕き、平らに)

代掻きが終わると、菅笠をかぶり、襷がけの早乙女が、田植え唄を唄いながら早苗を植えていきます。
また、田んぼの中に設けられている中央舞台で、田舞い、住吉踊りなどが奉納されます。
1800年前、神功皇后が住吉大社を御鎮祭の後、長門国から 植女を召して御供田を植えさせられたのが始まりといわれています。

昭和54年、重要無形民俗文化財に指定。

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