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ＴＰＡ法案、上院で可決 ２０１５年６月２４日、アメリカ議会上院で、環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）交渉の合意に不可欠な大統領貿易促進権限（ＴＰＡ）法案を、賛成多数（賛成６０票、反対３８票）で可決した。 すでに下院でも可決しているため、大統領が署名すれば、法案は成立する。 ＴＰＡは、大統領に強力な通商権限を与える法案。 ＊アメリカでは、通商に関して議会が強い権限を持っており、政府が海外の国と通商交渉で合意しても、議会は個別の条文ごと修正を求めることができる。そして、修正した場合、再び、相手国との交渉が必要になる。 この法案は、議会が通商合意の個別内容に修正を求めず、一括で承認か不承認かを決定するというもの。 |
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