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ギリシャ「支払い遅延」 ２０１５年７月１日、ＩＭＦが、ギリシャの「支払い遅延」を発表した。 財政危機にあるギリシャは、２０１０年５月にＩＭＦから３００億ユーロ、２０１２年３月にも２８０億ユーロの金融支援を受けた。 ２０１５年６月末時点で、ＩＭＦのギリシャに対する融資残高は２１２億ユーロとなっており、６月３０日は約１５億ユーロの返済期限であったが、返済は行なわれなかった。 このため、翌７月１日に、「支払い遅延」がＩＭＦから発表された。 なお、支払い遅延となると、延滞債務が完済されるまで、ギリシャはＩＭＦから融資を受けることができない。 また、１２ヵ月以内にギリシャが延滞を解消しないようであれば、ＩＭＦ理事会が「不適格国宣言」を行うか検討に入る。 さらに、返済が１２ヵ月以上滞った場合、ＩＭＦ理事会は「非協力」であると宣言することができる。 「非協力」と宣言された場合、議決権の停止に加え、ＩＭＦから「強制離脱」となる可能性もある。 |
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