くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
イラン核問題、「履行の日」到来を歓迎

2016年1月17日、外務省が、イランの核問題に関する最終合意の「履行の日」の到来について、外務大臣談話を発表。
       
履行の日は、IAEAが、包括的共同作業計画に基づくイラクの措置を検認した日。
IAEAの検認と同時に、アメリカは核関連制裁を停止し、EUは一部制裁を終了する。
       
外務大臣談話は、履行の日が到来したことを歓迎するとともに、その履行を積極的に支援していくことを表明したもの。
         
<外務大臣談話・イランの核問題について>
1、本17日(現地時間16日)、ウィーンにおいて、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ・イラン外相とフェデリカ・モゲリーニEU上級代表は、イランの核問題に関する最終合意(包括的共同作業計画)が「履行の日」に至ったことを発表しました。
       
2、日本政府は、交渉当事国及び国際原子力機関(IAEA)の尽力により、最終合意が履行の段階に至ったことを歓迎するとともに、監視・検証を担うIAEAの活動を含め、その履行を積極的に支援していきます。
また、安保理決議第2231号の規定に基づく措置を速やかに実施します。
           
3、国際不拡散体制の強化と中東地域の安定のためには、最終合意が今後も継続して遵守されることが不可欠です。
我が国として、この重要な進展を契機として、イランとの伝統的友好関係を一層強化していくとともに、最終合意の着実な履行に積極的に協力し、イランが地域・国際社会との信頼醸成を進め、中東地域の平和と安定の実現に向け、一層の役割を果たすよう後押ししていきます。

ニュースINDEX.2016年1月④
★政治・国際
『イラン』
Qnewニュース