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吾妻山、噴火警戒レベル1に

2016年10月18日、気象庁が、吾妻山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げた。
 
吾妻山(あづまやま、あづまさん)は、山形県と福島県の県境に沿って、東西に伸びる山脈(標高は2千メートル級)。
2014年12月、継続時間のやや長い火山性微動が発生し、火山性地震が増加。
これを受け、同月、気象庁は噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げた。
       
その後、2015年5月からは火山性地震の少ない状態で経過し、火山性微動も観測されていない。
2016年10月11日に実施した現地調査でも、特段の変化は認められなかった(噴火の兆候が認められない)ことから、今回、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)からレベル1(平常)に引き下げた。
         
なお、大穴火口付近での熱活動は継続していますので、今後の火山活動に注意を。
また、山に入る際には、火山ガスに注意を。
   
<参考:噴火警戒レベル>
レベル5(避難)
危険な居住地域からの避難等が必要。

レベル4(避難準備)
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。

レベル3(入山規制)
登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。

レベル2(火口周辺規制)
火口周辺への立入規制等。

レベル1(活火山であることに留意)
状況に応じて火口内への立入規制等。

ニュースINDEX.2016年10月④
★気象・国内
『火山』


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