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22日の京都は時代祭、注意を

10月22日の京都市は、時代祭などが開催され、さらに土曜日であることから、大変混雑する見込みです。
同日、京都を訪れる方はご注意を。
     
22日は、京都三大祭りの一つ「時代祭」が、京都市中心部で開催される予定です。
また、京都三大奇祭の一つ「鞍馬の火祭」も、京都市左京区鞍馬で開催されます。
     
例年10月22日の京都市は、大変な混雑となり、市内では渋滞が発生し、バスなどに遅れが生じています。
2016年は、同日が土曜日にあたり、例年以上の人出が見込まれ、混雑も例年以上となる見込みです。
同日、京都を訪れる方は、「電車と徒歩」で移動するなどの対策を。
     
なお、気象庁の天気予報によると、22日の京都市は「晴れ時々くもり」、最高気温は24℃予想となっています。
     
*気象庁の天気予報が変更されました。22日の京都市は「くもり」予報です。降水確率は10%、最高気温は23℃予想(21日朝5時点)。
     
*平時であれば、バスは便利な交通手段ですが、紅葉時期、桜のピーク時、京都三大祭などの大きな祭りが行われる日だけは、通勤ラッシュ以上の混雑となり、さらに渋滞のため遅延も発生します。
     
【時代祭】
毎年10月22日に、京都市で行なわれている平安神宮の祭り。
葵祭、祇園祭とともに、京都三大祭り。
     
平安神宮が平安遷都1100年を記念して1895年に創建されたあと、平安講社(神宮の管理と保存のための市民組織)が作られた記念事業として、祭りが行われることになった。
     
明治維新以前の、京都の風俗をさかのぼる時代行列であるため、「時代祭」と呼ばれるようになった。
10月22日(雨天順延)に祭が行なわれるのは、794年の10月22日に、桓武天皇が京都入りし、平安京がはじまったことに因み。
     
行列は、明治維新、江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と時代を遡る。
参加人数は、約2千人。
行列の長さは、2km。
22日の12時、京都御所・建礼門前を出発し、烏丸通、御池通、河原町通、三条通を通り、平安神宮へ向かう(約4.5キロの道のり)
       
【鞍馬の火祭】
毎年10月22日、京都市左京区鞍馬で行われる、由岐神社(鞍馬寺の鎮守社)の例祭。
京都三大奇祭の一つ。
   
祭自体は、22日の朝9時から翌日2時頃まで行われますが、メインとなる行事は18時から24時頃まで。
鞍馬寺とその参道、鞍馬街道の沿道で行われます。
    
18時、「神事にまいらっしゃれ」の合図で、沿道の松明に火が点火され、少年たちが小さな松明を担いで町を練り歩きます。
19時半頃から、これに大松明を担いだ大人たちも加わります。
     
20時頃から大松明が鞍馬寺の山門前に集まり始め、集まると「サイレヤー、サイリョウ」という掛け声の大合唱となり、祭りはクライマックスを迎えます。
       
21時過ぎ、2基の神輿(八所大明神、由岐大明神)が由岐神社を出発し、急な参道の石段を下り、鞍馬の町に。
神輿は町内を練り歩き、御旅所に安置されます。
その後、神楽の奉納が行われ、神楽松明が境内をまわります。
      
翌23日の2時頃、神輿が御旅所から本殿へ御帰りになる還幸祭が行われ、鞍馬の火祭は終了となります。
     
<場所・アクセス>
■京都市左京区鞍馬
(鞍馬寺とその参道、鞍馬街道沿道で行われる)
・叡山電鉄・鞍馬駅下車すぐ
京都駅からは、JR奈良線で東福寺駅に。京阪電車に乗り替え、出町柳駅に。出町柳駅で叡山電鉄・鞍馬線に。

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