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カンボジアでの法の支配を歓迎

2016年11月23日、外務省が、カンボジアのクメール・ルージュ裁判について、外務大臣談話を発表。
      
クメール・ルージュ裁判は、1970年代後半に、カンボジア刑法上やジェノサイド条約上の重大な罪を犯したクメール・ルージュ政権の指導者を裁くための裁判。
カンボジア司法官と国際司法官による混合法廷で、審理が行われている。
        
同日(23日)、クメール・ル-ジュ裁判最高審法廷は、クメール・ルージュ政権元幹部2名(ヌオン・チア元国会議長とキュー・サンパン元国家元首)に対する第一審判決について、弁護側の控訴を棄却し、無期禁固刑の宣告を維持した。
      
この判決を受けての外務大臣談話。
談話では、今回の判決申渡しはカンボジアでの法の支配を強化するものであり、歓迎を表明した。
また、残された裁判が、迅速に進められることへの期待を表明した。
     
*今回の最高審判決で対象となったのは、元幹部2名が殺人、政治的迫害、人道に対する罪を犯したことについて。両被告は、別の訴因(チャム人、ベトナム人の虐殺、強制結婚・強姦、内部粛清など)でも起訴されており、現在、初級審審理が進められている

ニュースINDEX.2016年11月⑤
★政治・国際
『カンボジア』
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