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次期国連事務総長に期待を表明

2016年12月21日、安倍総理が、アントニオ・グテーレス次期国連事務総長と電話による会談を行なった。
      
外務省によると、会談は、北朝鮮問題、南スーダン問題、シリア問題、安保理改革などについて話し合った。
北朝鮮問題では、安倍総理が核実験に対する安保理決議第2321号の厳格な履行が重要であり、更に、拉致問題などの人権問題についての協力を要請した。
           
南スーダン問題やシリア問題では、安倍総理が緊密に連携していきたいと伝えた。
安保理改革では、グテーレス氏のリーダーシップに期待を表明した。
      
これに対し、グテーレス次期事務総長は、日本の人間安全保障や平和構築、予防外交というコミットメントに支持を表明。
北朝鮮、南スーダン、シリアは重要な課題である。日本と緊密に協力していきたいと応じた。
    
【アントニオ・グテーレス】
1949年4月30日生まれのポルトガルの政治家。
1995年から2002年までポルトガル首相を、2005年から2015年まで国連難民高等弁務官を務めた。
2016年10月13日の国連総会(アメリカ・ニューヨーク)において、グテーレス氏の国連事務総長任命が決まり、2017年1月1日から、国連事務総長に就任する。
       
グテーレス氏はポルトガル首相時代、日本・ポルトガル関係の強化に尽力したほか、国連難民高等弁務官時代においても、ほぼ毎年訪日し、日本と緊密な協力関係を築いた。
なお、国連事務総長の任期を5年であるが、通常2期10年務める。

ニュースINDEX.2016年12月④
★政治・国際
『国連』

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