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パレスチナ大統領、日本の役割に期待

2016年2月15日、安倍総理が官邸において、実務訪問賓客として訪日中のマフムード・アッバース・パレスチナ大統領と首脳会談を行なった。
     
外務省によると、会談は両国の協力関係やパレスチナ和平について話し合った。
      
【日本・パレスチナ首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
・安倍総理が、7800万ドル以上の新規支援の決定を伝達。
・これに対し、アッバース大統領が支援に感謝を表明。また、日本の「平和と繁栄の回廊」構想に歓迎を表明。
         
・安倍総理が、パレスチナ現地情勢の悪化と、和平プロセスの停滞に懸念を表明。和平に向けたアッバース大統領の努力に支持を表明した。
      
・アッバース大統領が、パレスチナとイスラエルの関係は変わらず、膠着状態にあることを説明。
国際法違反のイスラエルによる入植活動が二国家解決を妨げているとしたうえで、交渉を通じて問題を解決するとの立場に変わりはないと発言。中東和平での日本の役割に期待を表明した。

ニュースINDEX.2016年2月④
★政治・国際
『パレスチナ』
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