フィンランド大統領と関係強化を確認
2016年3月10日、安倍総理が、総理官邸で訪日中のサウリ・ニーニスト・フィンランド大統領と首脳会談を行なった。
外務省によると、会談は両国の協力関係、日本EU経済連携協定、北朝鮮問題、東シナ海及び南シナ海問題、ロシアとの対話などについて話し合い、協力関係の強化を確認した。
【日本・フィンランド首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
・両国関係を「アジアと欧州におけるゲートウェイとしての戦略的パートナーシップ」と位置づけ、協力関係の強化を確認。
・安倍総理が、日本の安全保障政策について説明。これに対し、ニーニスト大統領が、積極的平和主義の支持を表明。
・安全保障・防衛分野での対話と協力を強化していくことで一致。
・日本EU経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結に向け、協力していくことを確認。
・両国企業間の協力が進展することに、期待を表明。
・ビジネス環境の改善のため、社会保障協定締結の早期妥結の重要性を確認した。
・北朝鮮の弾道ミサイル発射は、地域及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものとして強く非難。
・東シナ海及び南シナ海での一方的な現状変更の試みは容認できず、法の支配が重要であることを確認した。
・ウクライナ情勢に関連した対ロシア措置の継続を確認。また、ロシアとの対話が重要であるとの認識で一致した。
・ニーニスト大統領は、安倍総理がプーチン大統領と直接対話を行うことについて、支持を表明。
・環境、安全保障、北極について、幅広く協力していくことを確認。
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