イスラエルの土地収用承認に遺憾
2016年3月17日、外務省が、イスラエルの土地収用承認について、外務報道官談話を発表。
イスラエル政府が、ヨルダン川西岸の土地(約2.3平方キロメートル)を「国有地」にすると発表。
これを受けて、報道官談話は遺憾の意を表明するとともに、発表の内容が実施されないことを強く求めたもの。
<外務報道官談話:イスラエルの土地収用承認について>
今般、イスラエル政府がヨルダン川西岸ジェリコ南方の約2.3平方キロメートルの土地を「国有地」とする旨発表したことについて、我が国として遺憾の意を表明します。
このようなイスラエル政府の発表は、二国家解決の実現に向け国際社会が行っている努力に明らかに逆行するものです。
我が国は、イスラエル政府に対し、入植地建設も含め和平交渉再開に資さない一方的な行為を控えること、及び今回の発表の内容が実施されないことを強く求めます。
我が国として、イスラエルとパレスチナが相互の信頼を高めるように行動し、和平に向けての努力を粘り強く継続するよう、改めて強く求めます。
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