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マイナス金利適用、２３兆８４０億円 ２０１６年３月１７日、日本銀行が２月の日銀当座預金残高（速報値）を発表。 日銀当座預金残高（２月１６日～３月１５日の平均残高）は、２５８兆１０５０億円 。 このうち、付利の対象となる当座預金残高は、２５４兆５４０億円。 内訳は、プラス金利適用残高２０８兆５６３０億円（８２.１％）、ゼロ金利適用残高２２兆４０７０億円（８.８％）、マイナス金利適用残高２３兆８４０億円（９.１％）。 【日銀当座預金残高（２月１６日～３月１５日の平均残高）】 ・２５８兆１０５０億円 ＜業態別内訳＞ ・都市銀行…９４兆１７９０億円 ・地方銀行…１７兆８７３０億円 ・第二地方銀行…４兆２７８０億円 ・外国銀行…２２兆８６５０億円 ・信託銀行…２８兆３０９０億円 ・その他準備預金制度適用先…６６兆５１５０億円 ・その他の当座預金取引先（第一種金融商品取引業者など）…２４兆８４０億円 【日本銀行当座預金における金利】 ２０１６年１月２９日、日本銀行の金融政策決定会合で、現行の金融政策の維持とともに、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を決定した。 具体的には、日本銀行当座預金を３つの階層の分割し、それぞれの階層に応じてプラス金利、ゼロ金利、マイナス金利を適用する。 ２０１６年２月１６日から実施される。 ＜当座預金の３つの階層＞ １、基礎残高…+０.１％を適用（プラス金利適用）。 各金融機関が積み上げた既往の残高。 ２、マクロ加算残高…０％を適用（ゼロ金利適用）。 ・所要準備額に相当する残高。 ・金融機関が貸出支援基金および被災地金融機関支援オペにより資金供給を受けている場合には、その残高に対応する金額。 ・日本銀行当座預金残高がマクロ的に増加することを勘案して、適宜のタイミングで、マクロ加算額の基礎残高に掛目を掛けて算出を加算していく。 ３、政策金利残高…-０.１％を適用（マイナス金利適用）。 ・各金融機関の当座預金残高のうち、１と２を上回る部分。 ＊現金保有額が大きく増加した場合の取り扱い 金融機関の現金保有によってマイナス金利の効果が減殺されることを防止するため、金融機関の現金保有額が基準期間から大きく増加した場合には、その増加額を、マクロ加算残高（それを上回る場合には基礎残高) から控除する。 |
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