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イエメンの停戦合意、歓迎を表明 ２０１６年４月１１日、外務省が、イエメンでの停戦合意について、外務報道官談話を発表。 国連の仲裁（イスマイール特使）により、４月１０日（日本時間１１日）、イエメンにおいて停戦合意が発効した。 また、４月１８日からクウェートで国連主導の和平協議が再開されることになった。 これを受けての談話。 談話では、停戦合意が発効したことを歓迎するとともに、合意が継続的に遵守され、４月１８日からの和平協議が進展することを強く期待するとした。 ＜イエメンの状況・経緯＞ イエメンは、サウジアラビアの南に位置する中東の国家。 面積は日本の１.５倍。 人口は２４４１万人（２０１３年）。 ２０１４年８月、シーア派系勢力ホーシー派による反政府デモが発生。 以降、イエメン政府軍・治安部隊とホーシー派が衝突を繰り返す。 ２０１５年３月２５日、シーア派の反政府勢力「ホーシー派」が、イエメン南部のアデン市内に侵攻。 これを受け、イエメンのハーディ大統領が、サウジアラビアに軍事協力を要請。 翌３月２６日から、サウジアラビア軍がイエメン各地のホーシー派軍事施設に空爆を開始。 ２０１５年６月、国連の仲介により、ジュネーブにおいて、イエメン政府と反政府勢力代表団の間で和平協議が行なわれたが、合意に達しなかった。 ２０１５年１２月１５日、国連の仲介により、スイスにおいて、イエメン政府代表団と反政府勢力代表団の直接協議が開始された。 ２０日まで協議が行なわれたが、合意に達しなかった。 ２０１６年４月１０日、国連のイスマイール特使の仲介により、停戦が発効し、４月１８日からクウェートで国連主導の和平協議が再開されることとなった。 |
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