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Ｇ７新潟農業大臣会合が閉幕 ２０１６年４月２４日、２３日から新潟市の朱鷺メッセで開催されていたＧ７新潟農業大臣会合が閉幕。 会合には、Ｇ７の農業担当大臣、長官のほか、ＦＡＯ（国連食糧農業機関）の事務局次長、ＯＥＣＤ（経済協力開発機構）の農業局長が参加。 農業者の高齢化、コミュニティに基づく活動の危機、食料需要の増加、異常気象などの課題について議論を行ない、世界の食料安全保障の強化に向けた「新潟宣言」を採択した。 【新潟宣言・概要】 （農林水産省発表の概要をまとめたものです） ＜総論＞ ・世界の食料安全保障のため、農業者の高齢化、食料需要の増加、異常気象など、新しい時代の課題に直面する農業者を支援する。 ・農業・農村の多様な機能を認識し、将来世代に継承する。 ・Ｇ７が、課題克服のため、明確な役割を担う。 ＜農村地域の活性化＞ ・農業者の技術向上を推進し、意欲ある新規参入者を後押しする。 ・農産物の付加価値最大化の取組を支援、フードバリューチェーンにおける国際的な繋がりを構築する。 ・女性・若者の活躍を推進し、課題共有のための国際フォーラムを開催することで合意。 ・農村景観や独特な食文化を高く評価、土地や水の持続可能な管理と利用を推進する。 ＜生産能力の改善＞ ・農業技術、動植物疾病や薬剤耐性との闘い、食料の損失・廃棄の削減、栄養改善、統計情報の開発を推進する。 ＜持続可能性への支援＞ ・気候変動問題対処のための国際研究、インフラの強靱化など持続可能な農業、森林経営、漁業資源管理を推進する。 ＜その他＞ ・熊本地震で被災した人々に連帯の意を表明する。 |
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