夏にはラニーニャ現象発生の可能性が高い
2016年5月12日、気象庁が、エルニーニョ監視速報(2016年4月)を発表。
(大平洋赤道域・東部の海洋の状況)
4月のエルニーニョ監視海域・海面水温は、基準値と比べ+0.8℃。
先月(2016年3月)より、0.8℃低くなった。
気象庁は、2014年夏に発生したエルニーニョ現象が弱まりつつあると判断。
見通しについて、エルニーニョ現象は春の間に終息し、夏にはラニーニャ現象が発生する可能性が高いと判断した。
<エルニーニョ監視海域・海面水温、基準値との差(過去12ヵ月)>
・2015年5月…+1.2℃
・2015年6月…+1.6℃
・2015年7月…+2.0℃
・2015年8月…+2.2℃
・2015年9月…+2.6℃
・2015年10月…+2.7℃
・2015年11月…+2.9℃
・2015年12月…+3.0℃
・2016年1月…+2.7℃
・2016年2月…+2.0℃
・2016年3月…+1.6℃
・2016年4月…+0.8℃
*気象庁では、海面水温の5か月移動平均値が、+0.5℃以上となった場合をエルニーニョ現象としている。(速報の場合)
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