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チリ・チロエ島へ渡航される方、注意を

2016年5月12日、外務省が、チリの抗議活動について、渡航情報(スポット情報)を発表。

チリでは、4月中旬より、ロス・ラゴス州のチロエ島、プエルトモンなどの沿岸地帯で、大量の赤潮が発生。
漁業の操業に支障をきたしています。
        
バチェレ大統領は、同州を赤潮甚大被害地域に指定し、漁民への支援を宣言しましたが、漁民らは支援策が十分ではないとして、5月3日以降、チロエ島の道路やフェリー乗り場を封鎖するなどの抗議活動を行っています。
これにより、チロエ島と本土との海上交通ルートが閉ざされ、島内の食糧やガソリンが不足しています。
      
チリのチロエ島、プエルトモンなどに渡航を予定している方、既に滞在中の方は、抗議活動に伴う不測の事態に巻き込まれることのな いよう、安全確保に十分注意を払ってください。
          
<チリ・チロエ島>
チリ南部のロス・ラゴス州にある島。
17世紀、イエズス会により建設された木造の教会が多数、現存しており、このうち16の教会が、「チロエの教会群」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
チロエの教会群は、ヨーロッパの様式と地元の様式が融合した独特の様式(チロエ様式)が特色となっています。

ニュースINDEX.2016年5月③
★社会・国際
『チリ』
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