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インド高速鉄道第2回合同委員会、開催

2016年5月16日、国土交通省が、同日、東京で開催された、インド高速鉄道・第2回合同委員会の結果(概要)について発表。
       
日本側は和泉洋人内閣総理大臣補佐官を団長とし、関係各省(財務省、外務省、経済産業省)の局長級幹部が参加。インド側はパナガリヤ行政委員会副委員長を始め、鉄道省、外務省、商工省などの次官級が参加した。
        
合同委員会では、事業スケジュールや調達条件などの事業の具体的な進め方について議論を行ない、早期の事業実施のため、設計業務開始に向けた手続きを加速化させることで一致した。
また、次回の第3回合同委員会を2016年秋を目途に開催することとし、それまでの間、課長級の協議を重ねていくことも決定した。
           
【インド・高速鉄道計画】
2015年12月10日、インド政府は、高速鉄道計画(ムンバイ・アーメダバードを結ぶ約500キロ)について、日本の新幹線方式採用を閣議決定。
   
2015年12月12日、インド・ニューデリーで開催された日本インド首脳会談の際、インド高速鉄道に関する「協力覚書」への署名が行われた。
       
協力覚書では、ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道が、日本の高速鉄道の技術(新幹線システム)で整備されることを確認。
日本の高速鉄道計画に対する資金援助、技術援助の提供を明記。
   
計画実施に係る詳細については、合同委員会を設け協議し、2016年に結論を得ることとなった。
(円借款は、総事業費の最大約81%、供与案は償還期間50年、据置期間15年、利子年0.1%)
        
2016年2月15日、インド・ムンバイで、第1回合同委員会(日本とインドの関係省庁の幹部が出席)が開催され、今後のスケジュールや二国間の協議の進め方を含め、資金、技術及び人材育成面での協力について議論が行われた。
   
2016年5月16日、東京で、第2回合同委員会が開催され、早期の事業実施のため、手続きを加速化させることで一致した。

ニュースINDEX.2016年5月④
★政治・国際
『インド・鉄道』


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