くにゅーニュース(Qnewニュース)
Qnewニュース・ホーム
アジサイの色づき、始まる

東京や鎌倉など本州の名所で、アジサイの色づきが始まった。
       
鎌倉・長谷寺や東京・白山神社では、5月20日前後から色づきが始まり、以降、色づいた花が少しづつ増えている。
春の気温が高めとなった影響で、昨年(2015年)同様、平年より1週間程度早い色づき。
       
また、他の名所でも色づき始めたところが多くなりました。
いずれも平年より1週間前後早い状況で、昨年同様、色づきの早い名所では6月始めに見頃を迎える見込み。
*見頃の時期は、気温の推移により変わってきます。最新の情報でご確認を。
        
【昨年(2015年)の状況】
<鎌倉・明月院>
平年と比べ約1週間早く、6月5日に見頃を迎え、6月10日頃ピークとなり(ピークは21日頃まで)、見頃は6月25日頃まで続きました。
     
<鎌倉・長谷寺>
平年より1週間早く、あじさい路の上段は6月5日頃から見頃となり、全体的には6月10日頃、見頃となりました。
6月16日に見頃のピークに入り、6月20日頃までピークが続き、見頃は6月25日頃まで続きました。
       
<東京・白山神社>
6月3日に見頃となり、6月10日に見頃のピークに入り、6月20日まで見頃が続きました。
        
<京都・三室戸寺>
6月10日に見頃となり、6月20日頃まで見頃のピークが続き、6月25日頃まで見頃が続きました。
       
<大阪・ぬかた園地>
6月26日に見頃を迎え、7月10日頃まで見頃が続きました。

【アジサイの花】
一般的に、アジサイの花といわれているのは「装飾花」で、花びらに見えているものは「萼片(ガク片)」です。
この萼片が開いたときを一般的に開花(真花の開花とは違います)といい、萼片の色づき具合で開花状況を表しています。
(開花状況は、見頃となった装飾花がどの程度の割合なのかを表している場合もあります)

なお、この「装飾花」に囲まれた中にある小さな花が、本当の花(真花)です。
(手まり状のアジサイの花の中心部にあり、通常は装飾花の中に隠れています)
気象庁のアジサイ開花は、この真花が2~3輪咲いたときをいい、この時点ではアジサイ(装飾花)は見頃のピークとなっています。
つまり、気象庁のアジサイ開花日は、アジサイの見頃のピーク時を表したものです。

ニュースINDEX.2016年5月⑤
★風物詩・国内
『紫陽花』

Qnewニュース