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損害保険、純利益は36.0%増

2016年6月3日、金融庁が、主要損害保険会社の2016年3月期決算の概要を発表。

主要損害保険会社は、東京海上HD(東京海上日動)、MS&ADHD(三井住友海上、あいおいニッセイ同和)、損保ジャパン日本興亜HD(損保ジャパン日本興亜)の3グループの集計。
   
正味収入保険料は、8兆8965億円(前年同期比3.8%増)。
経常利益は、8942億円(前年同期比4.8%増)。
純利益は、5956億円(前年同期比36.0%増)。
      
当期純利益の大幅増加は、経常利益の増加に加え、一部の社において前年度に発生した合併関連費用がなくなったことなどが要因。
ソルベンシー・マージン比率(SM比率)は、703.9(%)。
純資産は、7兆8907億円。
      
*純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益。
*SM比率は、東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和、損保ジャパン日本興亜の合算。
*SM比率は、保険業法で定められた保険会社の健全性を示す指標。ソルベンシー・マージンは支払余力と訳され、予測を超えるリスクに対する各社の支払い能力を示すもの。一般的には200%を超えていれば安全とみなされる。
(ただし、200%を超えていたにも関わらず破綻した保険会社も多い)

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