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円高進む、１ドル１０６.９４円 ２０１６年６月６日、東京外国為替市場で円高が進み、１ドル１０６.９４円（中心相場）での取引となった。 先週末３日の中心相場１ドル１０８.９６円から、約２円の円高。 円高は、３日に発表された５月のアメリカ・雇用統計（労働省発表）が、予想を下回る数値であったため。 特に、雇用者数（非農業部門）の数値が低かった（前月より３万８千人増加）ことによる。 この雇用統計を受け、アメリカ経済の先行きに厳しい意見や、当分、政策金利の利上げが見送られるとの見方が強くなり、為替はドル安円高の流れとなった。 ＊中心相場…日本銀行発表の東京市場における、その日の為替の中心相場です。 ＊アメリカの雇用統計は、インフレ率とともに、ＦＲＢ・金融政策の重要な指標となっている。 |
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