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台風10号被害、岩手で死者11名

2016年9月1日14時、内閣府が、台風10号による被害状況を発表。

8月19日に発生した台風10号は、30日朝には関東地方に接近、30日18時前には岩手県大船渡市付近に上陸。
その後、東北地方を横断し、日本海で温帯低気圧に変わった。
台風が東北・太平洋側に上陸したのは、気象庁が統計を開始して(1951年)以来、初めて。
          
この台風10号の影響で、北日本を中心に大雨となり、期間降水量(アメダス観測値)は、北海道ぬかびら源泉郷で355ミリ、福島県鷲倉で296ミリ、岩手県下戸鎖で287ミリを記録した。
9月1日12時までに、この台風により死者11名(岩手県)、行方不明1名(北海道)となった。
      
*北海道と岩手県で甚大な被害となっており、調査が進むにつれて、被害が拡大する可能性があります。
          
【台風10号による被害状況】
<人的被害>
・死者…11名(岩手県)
・行方不明…1名(北海道)
・負傷者…7名
(消防庁調べ、9月1日12時現在)

<建物被害>
・全壊…1楝(北海道)
・半壊…1楝(北海道)
・一部損壊…38楝(北海道を中心に)
・床上浸水…116楝(岩手県)
・床下浸水…99楝(岩手県を中心に)
(消防庁調べ、9月1日12時現在)
        
*被害状況については、現在も調査が続いており、今後、変わることもあります。
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