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プーチン大統領と協議継続で合意

2016年9月2日、ロシアのウラジオストクを訪問した安倍総理が、同地でプーチン・ロシア大統領と首脳会談を行なった。
     
外務省によると、会談では両国関係、経済協力、国際情勢について話し合い、引き続き、協議を続けていくことになった。
       
【日本・ロシア首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
<両国関係・全般について>
・12月5日に、プーチン大統領が山口県を訪日することで合意。
・平和条約締結交渉を進めることで一致。
・11月にペルーのリマで行われるアジア太平洋経済協力首脳会合の際、首脳会談を行うことで一致。
・安倍総理が、日本・ロシア安全保障協議を続けていきたいと発言。
     
<経済分野について>
・中小企業交流の拡大、エネルギー協力、極東の産業振興・輸出基地化を始め、今後、協力の具体化に向けた議論を深めていくことで合意。
     
・安倍総理が、既存の枠組みの下、漁業の持続的な操業ができるよう、注意を払ってほしいと発言。
・これに対し、プーチン大統領が、流し網漁の禁止は日本に向けられた措置ではなく、環境保護のためのものである。それ以外の分野で、日本の漁業者がロシアの水域で操業できるよう協力していきたいと応じた。
     
<国際情勢について>
・安倍総理が、北朝鮮の挑発行動は安保理決議の明白な違反であり、安保理で厳しい対応をとる必要がある。さらに拉致問題の早期解決に向け、ロシアと引き続き協力していきたいと発言。
・これに対し、プーチン大統領は、北朝鮮が核問題を合法化しようとしていることは認められない、問題解決のために六者協議を再開することが重要であると応じた。
  
・安倍総理はウクライナ問題について、全ての当事者がミンスク合意の履行に向け、努力することが必要であると伝えた。

ニュースINDEX.2016年9月①
★政治・国際
『ロシア』

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