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フィリピンと協力関係を強化 ２０１６年９月６日、ＡＳＥＡＮ関連首脳会議出席のためラオス・ビエンチャンを訪問した安倍総理が、同地でドゥテルテ・フィリピン大統領と首脳会談を行なった。 外務省によると、会談では経済・安全保障での協力や地域情勢などについて話し合い、さらに両国の協力関係を強化することになった。 【日本・フィリピン首脳会談（概要）】 （外務省発表をまとめたものです） ＜両国関係・全般について＞ ・安倍総理が、フィリピンのテロ対策について可能な限りの支援を惜しまない、ミンダナオ和平、経済発展など重要課題についても協力していきたいと発言。 ・これに対し、ドゥテルテ大統領が謝意を表明。 ＜海洋安全保障分野における協力＞ ・海自練習機（ＴＣー９０）の移転について合意。 ・安倍総理が、大型巡視船２隻の円借款供与決定を伝達。 ・これに対し、ドゥテルテ大統領が謝意を表明。 ＜地域情勢について＞ ・南シナ海問題について、先の仲裁裁判所判断も踏まえ、紛争の平和的解決に向け、協力関係強化を確認。 ・安倍総理が、北朝鮮の相次ぐ挑発行動（弾道ミサイル発射など）に対し、断固たる対応をとるべきであり、また、拉致問題の解決に向け、理解と協力を求めた。 ・これに対し、ドゥテルテ大統領が朝鮮半島問題について、日本の立場を支持している、さらに協力関係を深めていきたいと応じた。 |
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