| Ｑnewニュース・ホーム |
|
オーストラリアと防衛協力の強化 ２０１６年９月７日、ＡＳＥＡＮ関連首脳会議出席のためラオスを訪問中の安倍総理が、同地において、ターンブル・オーストラリア首相と首脳会談を行なった。 外務省によると、会談は二国間関係や地域情勢などについて話し合った。 二国間関係では、安全保障・防衛協力の強化が不可欠との認識を共有し、協力の更なる促進で一致。 また、日本・オーストラリア経済連携協定（ＥＰＡ）の順調な運用を歓迎し、両国の交流を更に深めていくことで一致した。 南シナ海問題については、７月１２日の仲裁判断にしたがうべきとの認識を確認した。 北朝鮮の相次ぐ挑発行動に対し、安保理決議の厳格な履行を通じ、圧力を強化すべきとの点で一致した。 ＜参考：７月１２日の仲裁判断＞ ２０１６年７月１２日に、オランダ・ハーグの仲裁裁判所が下した、南シナ海紛争について最終的な判断（判決）。 ・中国の主張（南シナ海のほぼ全域に中国の主権が及ぶ）は、法的な根拠が無い。 ・中国が実効支配している南沙諸島は、満潮時は海面下となる「低潮高地」や岩であり、排他的経済水域（ＥＥＺ）や大陸棚は認められない。 ・中国による、フィリピンのＥＥＺ内での漁船妨害や人工島造成は、フィリピンの主権を侵害している。 |
|
|
|
|
|