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韓国、南シナ海問題は進展に期待

2016年9月7日、ASEAN関連首脳会議出席のためラオスを訪問中の安倍総理が、同地において、朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領と首脳会談を行なった。
     
外務省によると、会談は慰安婦問題や北朝鮮問題、南シナ海問題などについて話し合った。
慰安婦問題については、少女像の問題を含め、引き続き合意を着実に実施していくことで一致した。
     
北朝鮮問題については、引き続き、緊密に連携していくことで一致した。
         
南シナ海問題については、安倍総理が仲裁裁判を含む、国際法に基づく紛争の平和的解決を追求すべきと発言。これに対し、朴大統領は、仲裁裁判を契機として、問題解決に向けた外交の進展に期待すると発言。
     
<参考:仲裁判断>
2016年7月12日に、オランダ・ハーグの仲裁裁判所が下した、南シナ海紛争について最終的な判断(判決)。
・中国の主張(南シナ海のほぼ全域に中国の主権が及ぶ)は、法的な根拠が無い。
・中国が実効支配している南沙諸島は、満潮時は海面下となる「低潮高地」や岩であり、排他的経済水域(EEZ)や大陸棚は認められない。
・中国による、フィリピンのEEZ内での漁船妨害や人工島造成は、フィリピンの主権を侵害している。

ニュースINDEX.2016年9月②
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『韓国』
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