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黒潮、12年ぶりに大蛇行、注意

2017年9月29日、気象庁は、黒潮が12年ぶりに大蛇行していると発表。

同庁によると、黒潮は今年8月下旬から、紀伊半島から東海沖で大きく離岸、12年ぶりに大蛇行しています。
      
黒潮の大蛇行により、船舶の運航や漁業に影響が発生します。
また、潮位が上昇することで、沿岸の低地において、浸水などの被害が生じる可能性があります。
      
このため、気象庁は関係者に注意を呼びかけました。
       
<黒潮・大蛇行の影響>
黒潮の流路が変わると、船舶の経済運航コースや、大波が発生しやすい海域が変わるほか、漁場の位置にも影響を与えます。
       
また、秋は1年の中でも潮位が高い時期でもあり、東海から関東地方の沿岸では、黒潮流路の変動によって潮位が上昇することで、浸水などの被害が生じる可能性があります。
       
特に、台風や低気圧が接近した場合は、さらに潮位が高くなるため、より一層の注意が必要となります。
         
1979年の黒潮大蛇行期間中に台風が通過した際、東海地方で高潮による浸水被害が発生しました。
天気図
海流図9月27日:気象庁
ニュースINDEX.2017年10月①
★気象・国内
『海流』

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