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国際民間航空機関、北朝鮮を非難

2017年10月6日(日本時間7日)、カナダ・モントリオールで国際民間航空機関の理事会が開催され、北朝鮮に対し、安全に関する国際標準を遵守するよう求めました。
       
国際民間航空機関は、国際民間航空が安全で経済的に運営されるよう、調整を図る機関。
1944年に採択された国際民間航空条約(通称:シカゴ条約)に基づき、設置された国連の専門機関です。
       
現在、北朝鮮が、弾道ミサイル発射を繰り返しており、このため、航空の安全に深刻な懸念が生じています。
この事態を受けて、国際民間航空機関の理事会が開催され、対応を協議しました。
       
外務省によると、同理事会は北朝鮮の行為を強く非難し、安全に関する国際標準を遵守するよう求めました。
         
【2017北朝鮮の弾道ミサイル】
2月12日、北朝鮮西岸の亀城(クソン)付近から、1発の弾道ミサイルを東方向に発射。
約500㎞飛翔し、北朝鮮東岸から東に約350㎞の日本海上に落下。
         
3月6日、北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から、4発の弾道ミサイルを東方向に発射。
それぞれ約1000km飛翔し、秋田県男鹿半島から西へ約300~350kmの日本海上に落下。
4発のうち3発は、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。
       
4月5日、北朝鮮東岸より、1発の弾道ミサイルを日本海に向け発射。
数十km飛翔し、日本海に落下した。
       
4月16日は、東岸の新浦(シンポ)付近から、弾道ミサイル1発を発射。
弾道ミサイルは、発射直後に爆発した。
      
4月29日は、内陸部の北倉(プクチャン)付近から、弾道ミサイル1発を北東方向に発射。
弾道ミサイルは、約50km離れた北朝鮮内陸部に落下した。
         
5月14日は、北朝鮮西岸の亀城(クソン)付近から、1発の弾道ミサイルを東北東方向に発射。
北朝鮮東岸から約400kmの日本海上に落下した。
    
5月21日、北朝鮮西岸から、1発の弾道ミサイルを日本海に向けて発射。
日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に落下した。
     
5月29日、北朝鮮東岸の元山(ウォンサン)付近から、1発の弾道ミサイルを東方向に発射。
約400km飛翔し、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海上に落下した。
     
7月4日9時39分頃、北朝鮮東岸の亀城(クソン)付近から、1発の弾道ミサイルを発射。
約900km飛翔し、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海上に落下した。
       
7月28日、北朝鮮・舞坪里(ムピョン二)付近から、1発の弾道ミサイルを北東方向に発射。
約1000km飛翔し、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海上に落下した。
       
8月26日、北朝鮮・東岸から、3発の短距離ミサイルを発射。
日本の領域やEEZ内に落下するような弾道ミサイルは確認されなかった。
       
8月29日、北朝鮮西岸のスナン付近から、1発の弾道ミサイルを北東方向に発射。
北海道渡島半島、及び襟裳岬の上空を通過し、襟裳岬の東約1180kmの太平洋上に落下した。
飛翔距離は約2700km。
       
9月15日、北朝鮮西岸のスナン付近から、1発の弾道ミサイルを東北東方向に発射。
北海道渡島半島、及び襟裳岬の上空を通過し、襟裳岬の東約2200kmの太平洋上に落下した。
飛翔距離は約3700km。

ニュースINDEX.2017年10月①
★政治・国際
『北朝鮮問題』


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