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カタルーニャ州議会、独立派が過半数 2017年12月22日、前日に投票が行われたスペイン・カタルーニャ自治州議会選挙で、独立派が過半数の議席を獲得しました。 10月27日、カタルーニャ自治州議会で、独立に関する動議が賛成多数で可決され、同議会は独立を宣言しました。 独立宣言を受け、スペインのラホイ首相は、カタルーニャ自治州議会の解散、州知事の職務停止などの措置を執行しました。 今回の選挙は、強制的に解散させられた自治州議会の議員選挙。 開票の結果、スペインからの独立を求める3つの政党が、135議席のうち70議席を獲得しました。 【スペイン・カタルーニャ州】 カタルーニャ州は、スペイン北東部の地中海岸の地域。 スペインの自治州で、州都はバルセロナ。 古代から交通の要衝として栄え、中世にはカタルーニャ君主国として栄えました。 その後、スペイン帝国の一部となりますが、現在でもカタルーニャ人として、独自の伝統や習慣、言語を持ちます。 ＜2017年の州民投票・独立宣言＞ 2017年10月1日、スペイン・カタルーニャ州で、カタルーニャの分離独立を問う、州民投票が行われ、投票者90％が独立に賛成しました（投票率42％）。 この州民投票は、州議会が可決した州民投票法に基づき、行われましたが、スペイン中央政府は違法であるとしています。 投票日には、分離独立派と、投票を阻止しようとする中央政府（警察）の間で衝突が起こり、多数の負傷者が発生しました。 2017年10月27日、自治州議会で独立に関する動議が賛成多数で可決し、独立を宣言しました。 同日、この事態を受け、スペインのラホイ首相は、カタルーニャ自治州政府の閣僚を解任し、議会を解散させると発表。 2017年12月21日、スペイン・カタルーニャ自治州議会選挙が行われ、独立派が過半数の議席（135議席のうち70議席）を獲得しました。 |
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