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イスラエルの入植地合法化、遺憾

2017年2月8日、外務省が、イスラエルの入植地合法化法案の採択について、外務報道官談話を発表。
       
2月6日、イスラエル議会が、入植地合法化法案を賛成60、反対52で可決した。
この法案は、イスラエル政府の許可無くパレスチナ人の土地に建設された無認可の入植地を、遡及的に合法化するもの。
         
報道官談話は、この入植地合法化法案の採択に、強い遺憾の意を表明した。
      
なお、イスラエルにおいては、1月22日にエルサレム市住宅建設委員会が、東エルサレムの入植地で566棟の住宅建設を承認し、1月24日にはイスラエル政府がヨルダン川西岸の入植地において、計2500戸の建設を承認。
1月31日には、イスラエル政府が、ヨルダン川西岸の複数の入植地において、計3000棟のユダヤ人住宅建設を承認した。
         
<外務報道官談話>
今般、イスラエル議会が入植地合法化法案を採択したことに関し、我が国として強い遺憾の意を表明します。
      
入植活動は国際法違反であり、我が国は、イスラエル政府に対し入植活動の完全凍結を繰り返し呼びかけてきました。
我が国は、イスラエル政府に対し、二国家解決の実現に資さない一方的な行為を控えること、及びこの法案による措置を実施しないことを,強く求めます。

ニュースINDEX.2017年2月①
★政治・国際
『イスラエル』

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