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インド高速鉄道、4回目の合同委員会

2017年2月17日、インド・デリーにおいて、インド高速鉄道に関する第4回合同委員会が開催された。
       
外務省によると、日本側は和泉洋人内閣総理大臣補佐官を団長とし、関係各省(財務省、外務省、経済産業省、国土交通省)の事務次官、局長級幹部が参加。
インド側は、パナガリヤ行政委員会副委員長を始め、鉄道省、外務省、商工省の次官級が参加した。
        
第4回合同委員会では、今後の事業の進め方や高速鉄道の人材育成計画について議論するとともに、インド側において実施すべき調査や用地取得など、ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道計画の進捗が確認された。
また、両国間で、協議を重ねていくことで一致した。
          
なお、この合同委員会に引き続き、国土交通省とインド鉄道省との間で、「鉄道安全に関する日本国国土交通省とインド共和国鉄道省との間の協力覚書」が署名・交換された。
           
【インド・高速鉄道計画】
2015年12月10日、インド政府は、高速鉄道計画(ムンバイ・アーメダバードを結ぶ約500キロ)について、日本の新幹線方式採用を閣議決定。
2015年12月12日、インド・ニューデリーで開催された日本・インド首脳会談の際、インド高速鉄道に関する「協力覚書」が署名。
       
署名された協力覚書で、ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道において、日本の新幹線システム採用を確認。
インド高速鉄道計画に対する、日本の資金援助、技術援助を明記。
詳細については、合同委員会を設け、協議することが決まった。
(円借款は、総事業費の最大約81%、供与案は償還期間50年、据置期間15年、利子年0.1%)
        
2016年2月15日、インド・ムンバイで、第1回合同委員会(日本とインドの関係省庁の幹部が出席)が開催され、今後のスケジュールや協議の進め方、資金、技術、人材育成面での協力について、議論が行われた。
   
2016年5月16日、東京で、第2回合同委員会が開催され、早期の事業実施のため、手続きを加速化させることで一致した。
   
2016年10月7日、インド・デリーで、第3回合同委員会が開催され、インド側事業主体の体制整備や人材の育成などにおいて、進捗が確認された。
      
2017年2月17日、インド・デリーで、第4回合同委員会が開催され、実施すべき調査や用地取得などについて、進捗が確認された。

ニュースINDEX.2017年2月②
★政治・国際
『インド』


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