200カイリ内、マス・サケ漁獲合意
2017年3月27日、水産庁が、日本・ロシア漁業合同委員会・第33回会議の結果を発表。
日本・ロシア漁業合同委員会・第33回会議は、モスクワで3月20日から3月27日まで開催され、日本の200カイリ内でのロシア系さけ・ます漁獲量(2017年)について、前年とほぼ同じ水準で合意した。
【日本の200カイリ内での漁獲量】
■漁獲量
・からふとます、べにざけ、ぎんざけ、ますのすけ…1550トン(前年と同じ)
・しろざけ500トン(前年と同じ)
■漁業協力費
2億6479万円~3億25万円の範囲で、漁獲実績に応じて決定(前年とほぼ同じ)
*サケ、マスなど、川で生まれ川に戻る魚については、国連海洋法で母川国主義が採用されるため、日本の200カイリ内においても、母川国に管轄権がある。このため、ロシアの川で生まれたサケ、マスの採取については、ロシアとの交渉が必要となっている。
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