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京都、しだれ桜が見頃を迎える

2017年4月2日、京都市で、しだれ桜が見頃を迎えた。

しだれ桜は、ソメイヨシノ、八重紅しだれ桜ともに、京都を代表する桜です。
代表的な桜に、京都御苑のしだれ桜(近衛の糸桜)、祇園白川のしだれ桜、三年坂のしだれ桜、醍醐寺宝物館のしだれ桜があります。
        
2017年は、昨年12月と今年1月の気温が高くなった影響で、花芽の休眠打破が遅れ、また、3月の気温が平年より低くなった影響で、開花が平年より約1週間遅く、3月末となりました。
そのため、見頃も平年より約5日遅く、4月初めとなりました。
           
京都御苑のしだれ桜は、3月28日に開花し、4月1日に見頃を迎えました。
見頃は4月5日頃までの見込みです。
      
祇園白川のしだれ桜は、3月30日に開花し、4月2日に見頃を迎えました。
見頃は4月6日頃までの見込み。
         
三年坂のしだれ桜も、3月30日に開花し、4月2日に見頃を迎えました。
見頃は4月6日頃までの見込み。
          
醍醐寺宝物館のしだれ桜も、4月2日に見頃を迎えました。
見頃は、4月7日頃までの見込みです。
           
*見頃の時期は、気温の推移により大きく変わってきます。最新の情報でご確認を
      
*京都・三年坂(清水寺への参詣道)が大変、混雑しています。三年坂は急な石段のため、誰が一人が躓いただけで将棋倒しとなり、大きな事故になる可能性もあります。三年坂の通行はお推めしません
        
【京都の桜】
京都を代表する桜には、しだれ桜、ソメイヨシノ、八重紅しだれ桜があり、京都の三大桜とも呼ばれています。
また、しだれ桜→ソメイヨシノ→八重紅しだれ桜の順番に咲きます。
           
平年の場合、しだれ桜は、3月下旬から4月初めに、ソメイヨシノは4月5日から4月10日頃に、八重紅しだれ桜は4月10日頃から15日頃に見頃を迎えます。
           
平年の桜の季節は、3月25日頃から4月15日頃までの20日間です。
なお、年により、見頃の時期は1週間ずれることもあります。
        
<しだれ桜>
しだれ桜は、枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称で、多数の品種があります。
京都では、ソメイヨシノよりも1週間程度早く開花し、白か薄い紅色の花を咲かせる、しだれ桜の総称です。
     
開花時期は、3月下旬から4月初め。
しだれ桜の名所には、京都御苑(近衛の糸桜)、祇園白川、三年坂、醍醐寺などがあります。
      
<ソメイヨシノ>
日本では600種以上の桜品種が確認されていますが、このうち、京都には300種が存在するといわれています。
多数の桜が存在する京都ですが、現在、桜の7割以上をソメイヨシノが占めています。
        
ソメイヨシノの平年の開花は、3月28日。
平年の見頃は、4月5日から4月10日頃。
なお、哲学の道や清水寺などは、これより3日、開花や満開が遅れます。
       
代表的な名所は、祇園白川、哲学の道、高台寺周辺、醍醐寺、清水寺、円山公園、インクライン、岡崎公園、木屋町など。
         
<八重紅しだれ桜>
濃い紅色の、八重咲きの花を咲かせる品種です。
しだれ桜、ソメイヨシノともに京都を代表する桜。
       
平年の見頃は、4月10日頃~15日頃。
八重紅しだれ桜の名所としては、平安神宮、南禅寺前(野村美術館周辺)、龍安寺、東寺など。
         
なお、八重紅しだれ桜も、しだれ桜の一品種ですが、京都で言われる一般的なしだれ桜と、見頃の時期、花の形や色が違うため、区別されています。

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